緩和ケア科のご紹介

• 病気になるとさまざまな苦痛が生じます。たとえば、痛み、はき気、息苦しさ、だるさ、気持ちのつらさなどです。緩和ケア科では、そういった苦痛をやわらげる治療をしています。
  また、病気で身体が衰弱すると食事、排泄、入浴などが大変になりますが、そういった生活の援助をすることも緩和ケアの一環です。
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• 生老病死という言葉がありますが、人が病気をかかえ生きること、そして、最期を迎えることは大変なことであると思います。また、周囲で支えるご家族、友人や知人、同僚などの方達にもさまざまな影響が及びます。
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• 緩和ケアにより、その苦悩が魔法のように、たちどころに消えてしまう訳ではありません。微力ではありますが、ご本人をはじめ周囲の方達の苦しさや大変さが少しでも和らぐように日々願い、努力しております。
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• 当院の緩和ケア科の特徴として、がんの場合だけでなく、心不全、肺気腫、神経難病、その他、がん以外の病気を抱えた患者さんの緩和ケアも積極的に行っております。お気軽にご相談ください。
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よくあるご質問のQ＆A

Q:	緩和ケアとはどのようなことをするのですか？
A:	病気によるつらい症状をやわらげる治療をします。 たとえば、医療用麻薬を使って痛みや呼吸の苦しさを緩和します。 また、食べやすいような食事の工夫をしたり、排泄、入浴、移動の介助など身の回りのお世話をしたりします。
Q:	医療用麻薬は使用できますか？
A:	使用できます。 通常のホスピス、緩和ケア病棟と同様です。
Q:	入院後に退院はできますか？
A:	状態がよくなり退院される方もいます。 また、自宅療養への移行を希望される方もいます。 その際は在宅緩和ケアを行っている診療所や訪問看護ステーションへご紹介します。 （当院では往診や自宅でのお看取りは行っておりません。）
Q:	外来通院はできますか？
A:	緩和ケア科の外来に通院していただくことが可能です。 火・木・金曜日の午前です（担当医：高橋）。 入院が必要なときは入院できます。
Q:	部屋の様子はどのような感じですか？緩和ケア科の専用病棟があるのですか？
A:	4人部屋がほとんどですが個室もあります。 緩和ケア科は3Fです（担当医：高橋）。 専用病棟はなくいろいろな疾病の方の混合病棟になります。
Q:	延命治療は行いますか？
A:	余命が限られている方に対しての延命治療は行っておりません。
Q:	輸血はできますか？
A:	輸血はできます。 ただ、お身体の状態を考慮しご相談の上で行っています。
Q:	認知症があっても入院できますか？
A:	認知症がある方も入院しています。
Q:	抗がん剤治療は行いますか？
A:	薬の種類にもよりますのでご相談ください。
Q:	面会や外出、外泊についてはどうなっていますか？
A:	現在、コロナの感染状況により流動的です。 お手数をおかけしますがその都度ご確認ください。 できる限りご家族との時間が共有できるようにとは考えております。
Q:	費用はどのくらいですか？
A:	通常の医療療養病床の代金と同じです。 詳しくはご相談窓口≫お問い合わせよりご相談ください。

• その他、何かご不明な点がございましたらご相談窓口≫地域連携室までお気軽にご相談ください。
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二之沢病院における緩和ケアの取り組み

• 群馬医学 No.108（141-143頁）2018 別刷（別ウィンドウが開きます）
• 印刷物をスキャナで取り込んだPDFファイルです。
• PDFファイルをご覧になるには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
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• アドビシステムズ社サイト（別ウィンドウが開きます）より無償でダウンロードできます。

緩和ケア科からのお知らせ
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